前回の製材の続きです。
製材したばかりの木材や、市場で購入してきたばかりの木材は
水分を沢山含んでいるので、乾燥させます。
これが創業70年の材木屋の腕の見せ所!
うちは乾燥にこだわりを持っているので、きちんと乾燥した材しか販売しません。
まずは天然乾燥。
ここでしばらく乾燥させます。ここに横積みしてある板は、乾燥前のもので、
乾燥機に入る為の順番待ちをしている状態です。
こちらが、人工乾燥機です。
うちには2台の乾燥機が有るのですが、一度に入る量にも限りがあるので、そこに入るまでにも
結構な日にちがかかります。
板を台に乗せて、乾燥機内へ!
内部はこんな感じです。
約50日、低温で除湿を行います。
そうして出てきたものは、今度は見やすく、出しやすいように立てて並べます。
この状態でようやくお客様に販売できます。
木は乾燥させても、水分量が0%になることはありません。
少しだけ水分を含んでいて、湿度や気温、気候によって呼吸をしています。
それでも、乾燥前と後では板の重さが全然違います。
無垢一枚板をご購入される時には、きちんとした『 乾燥材 』であることを
ご確認くださいね。
2018-02-23 / category:日々のこと